スクールコラムはじめました!

が「パラダスクールコラム」シーズンイン直前の12月まで4回お送りします。
第2回じっくりお読みください!

LaChabaスノーボードスクール校長  茶原忠督

「パラダのスロープは最高のサーキット」

前回は暑い夜にエアコンの効いた部屋で書いていましたが、涼しくなり随分と過ごしやすくなってきましたね。

北海道や富士山など日本のあちこちで初雪のニュースも聞こえてきて、いよいよ冬へのカウントダウンがはじまった気がしています。スキー、スノーボード好きのみなさん、待ち遠しいですね!今回はスキー場の魅力について触れていきたいなと思います。

パラダにスクールを開校する前、世界中のスノーリゾートを巡ったとはいえ、冬のほとんどを白馬の雪上で長年過ごして来た私は、実は締まった雪があまり好きでは無く、どちらかといえばパウダースノーや圧雪されていたとしても比較的柔らかめに仕上げられたバーンが好みでした。

地域的に降雪量が多く、スタッドレスタイヤはマストで、大雪の際、4WD以外だとタイヤチェ-ンが必要になることもある白馬エリアで多くを過ごした私は、パラダに来てたくさんの事に驚きました。

まずは降雪量。長野県といっても佐久の気候は、冬の東京ととても似ていて、晴天率が90%以上を誇り、日々燦々と陽気な日差しが降り注ぐ環境で、駐車場はもちろん、ゲレンデにあるレストハウスのテラスでさえ雪が積もっておらず、シーズンを通して数回ほどしか除雪作業をすることがありません。

ではなぜ雪がたくさんあるのか?

そう!パラダに存在する雪のほとんどは、高性能なスノーマシン(人工降雪機)によってつくられています。そうやって人工的に作った雪を早朝に圧雪車でグルーミングすることで、パラダ特有の適度に締まった、そして安定した雪質のバーンがつくりだされています。
この雪質が私たちインストラクターはもちろんお客様の上達に一役買っているんです!初心者レッスンは、まったく初めてのお客様にとって、このあとスノーボードが大好きになってくれてウィンタースポーツを好きになっていただく為の大切な機会。その機会に辛い思いをしたり、上手くいかなかったり、おもしろくなかったりすると、足を運んでくれなくなる可能性もあります。

レッスンで最初に習得していくサイドスリップ(横滑り)や木の葉落とし(横滑りでジグザグにおりるテクニック)などの際に、きれいにゲレンデが圧雪整備されていることで、レッスン効率がだんぜにょくなる。パラダはシーズンを通して安定した雪質を提供でき、初心者の方は何度来ても同じ状況で反復できるからとっても上達が早い!すいすい上手くなってくれるのでレッスンを提供しているわたしたちインストラクターもとっても嬉しいんです。

中級以上にレベルアップしてくるとスノーボードの楽しみのひとつでもある。

「カービングターン」(ボードを雪面にグリップさせ、スライドせずに、シャープなターンを描くテクニック)を楽しめるようになるのですが、パラダの適度に締まった雪質は路面をグリップしたタイヤで車体をギリギリまで倒しシャープにコーナリングを決めるオートバイレー
スのように、グリップしたボードが雪面に食い込み、身体を深く倒し込みながら遠心力を全身でダイレクトに感じながら滑ることができます。

上達のプロセスでは、基本を繰り返し「型」を習得し、応用を繰り返す事で「型」を破り対応力を上げていきますが、中上級者にとっても同じシチュエーションで反復して課題に取り組むことで比較的早く「型」を手に入れることが出来ます。

2つのタイプの違うスキー場でスクールを開校している私たちは、パラダできっちり型を習得し、別のゲレンデで応用力を養う。そんなパターンを実践することで、日々滑走テクニックをあげ、インストラクターのデビューを早めることに成功しています。

アクセスもよく関東エリアからでも十分な日帰り圏内。初めてのレッスンをラチャバでデビューして、家族全員でリピーターとして通ってくれているお客様もたくさんいますよ。

ぜひラチャバスノーボードスクールに通って素早いレベルアップを実感してみませんか?

MAパラダスキースクール校長 松澤幸靖

「わくわくドキドキなスキー用具たち」

初めてスキーをする子供にとって、スキー用具を身につけた時、戸惑いがあると思います。スキーウエアーを着てから、次に身につけるのがスキーブーツ。

スキー用具の中でもっとも違和感を感じ、歩くとガコガコ、硬くてまるでロボットみたい。なんて歩きにくいブーツなのだろう?と思うことでしょう。

スキーブーツはスキーについた鋭利なエッジから足を守ってくれます。そして、スキーブーツのもっとも大切な役目は、うまく滑るために、その硬さがあるということなのです。

スキーブーツは足首が曲がりにくいのですが、曲がりにくいことで膝の可動域を限定し、スキーの上にまっすぐ立てるようになっているのです。

初めは歩くことが大変でも、スキーを快適に滑るための道具ですので、ちょっと慣れるまでは我慢が必要ですが、子供はあっという間になれてしまいます。

次に大切なのはやはり滑る道具である「スキー」です。

スキーの両サイドはエッジという硬い素材で覆われていて、それらを雪に食い込ませる動作をすることでターンを行います。

このエッジから身を守るのがスキーブーツであり、スキーウエアー、手袋などです。もちろんヘルメットやゴーグルも必要です。

さて、当たり前ですがスキーは前にも後ろにも滑ります。特に初心者にとって、歩こうとする際、スキーが後ろに滑ってしまうことで、どうしても前に進めずに困ってしまうことがあるようです。

楽に前に進むために、私たちのスキーレッスンでは、最初からストックも使います。この方が、のちのちターンするためにも、効率良くスキーを覚えてもらうことができるという、指導経験から来ています。

まっすぐに立った状態から、両方のストックで体を前に押すようにして、だんだん小さくなって「シュー」っと、体を前に進めます。

このように最初にストックを同時に使って漕ぐことを学びます。

この一連の運動はスキーのターンにもつながる大切な動きになります。そして、スキーが初めてのお子さんに、スキーをもっと簡単に早く覚えてもらえるよう、2シーズン前に開発したのが「魔法のスキー!」です。

初歩の子供の動きに注目し、スキーメーカーと協力して作り上げたスキーです。この魔法のスキーは、通常のスキーとは一体どこが違うのでしょうか?

それは、平地においてスキーが後ろに滑らない加工を施し、最初から前に進むことが可能なスキーなのです。

スキーを履いたばかりの子供はとにかく、なんとか前に進もうと努力します。

立ったまま乗るベルト式のリフトまでの移動も簡単。ちょっとした坂でも登れてしまうので、とにかく疲れが少なくて済むのです。

魔法のスキーでスキーを始めることで、90分のスキーレッスンの中でターンのきっかけまでつかむことができれば、2レッスン目からはいよいよ曲がる練習が待っています。

パラダには初めてのスキーに安心な全ての道具が揃っています。子供は成長が早いので最初はレンタルで十分です。

帽子、ゴーグル、サングラス、手袋等の小物も充実していて、購入することもできるので万が一忘れたとしても心配ありません。
安心してお出かけください。

第1回
9月15日配信

LaChabaスノーボードスクール校長 茶原忠督

「パラダキッズスクールは技術を教えない?」

平成元年に長野県白馬村に移り住み、数年後スノーボードと出会った私はすぐにスノーボードスクールを開校。

寝食を忘れ没頭して練習した結果、私は日本で初の第1期スノーボードデモンストレーターに認定され、それが人生の大きな転機となった。

猫も杓子もスノーボードという大ブームが訪れそんな時代背景の中、専門誌が多数出版され書店のスペースを賑わせていた。

私はたくさんの雑誌やビデオ、ときにはテレビで取り上げられ、業界では急速に有名人になっていた。

ゲレンデには多くのスノーボード初心者が溢れスクール受講者は1日100名以上なんて日もあった。

当時の私は日本のトップを争う競技者であったため技術至上主義であり、トップになるためならどんな努力も惜しまず、自分が一番強く、正しい!自分自身にそう言い聞かせ闘ってきた。

そんな私にも引退の節目が訪れる。

プロデビューから10数年が経ち38歳の時に引退を迎えた私は、大切なご縁から時を同じくしてパラダでスノーボードスクールを開講することになった。

当時私の目に映ったパラダは衝撃的だった。
青々と広がる空。日差しは燦々と降り注ぎ、おかげでウェアを脱いでいても平気に感じるくらい快適だ。

キッズランドで子供や孫を見守る人の中には普通のスニーカーの人もたくさん見かける。

そして何より小さなちびっ子が多く、ファミリー層の多さにビックリした。

「晴天率90%以上」「ノーマルタイヤで来られて、ランチも屋外のテラスで」なんて、近くにこんなリゾートっぽいスキー場があり、それを知らなかったことに恥ずかしささえ覚えた記憶がある。

新しく開校したスクールは必然的に、子供やファミリー、圧倒的に初心者が対象のレッスンが多くを占めた。

引退後に始めた夏場のアドベンチャーパーク事業(現在は神戸で地上7mの「天空×大冒険ソラカケル」を運営)の関係で、体験学習を学び、それを活用したチームビルディングなどを手がけていた私は、それまでの技術至上主義で、最新のテクニックや高い技術を指導するスタイルから、全く逆のアプローチでスノーボードを楽しむスタイルへと変化を遂げていった。

それまでプライベートレッスンかテクニカルキャンプなどがシーズン中の指導のほとんどを占めた私は、初心に戻り、はじめてのお客様のレッスンを担当しまくり、あらためて初心者の出来ない気持ちや悔しい気持ち、そして何より出来た時の嬉しい気持ちや笑顔に寄り添えたこと
は、それ以降の私の指導スタイルにも大きな影響を与えた。

それ以来「スノーボードというスポーツ体験を通じて何を学んでいただけるか?」「学び方を学ぶためのレッスン」「教えるのではなく気づく」

そんな事に意識を強く置いてラチャバスノーボードスクールのメソッドは確立されていった。

パラダに開校した当時、ある地元の小学生がプライベートレッスンに入ってくれた。

その子には、雪遊びをしたり、雪玉をキャッチボールしたり、フラフープを使って滑ったり、結んだバンダナをパスしながら滑ったり、遊びの中で楽しみながらスノーボードが自然と上達に繋がるように、私自身も色々と楽しみながら関わった。

その結果、彼はみるみる上達し、その後発足したキッズチーム(サクチャバキッズ)でもめきめきと腕を上げ、地区大会でも優勝し、その後大学生になり全日本に出場するまでになった。

在学時は当校のインストラクターもつとめながら、プロの格闘家にもなり、現在も仕事の合間に練習や試合を重ねている。

そんな彼との積み重ねた記憶の中には、技術をどうやって上げるか?よりもやはりこのスポーツを通じて何を学ぶか?というテーマが脈々と流れていたことを今になっても強く想い出す。

同じキッズチームメンバーとのけんか、バッジテスト初チャレンジでの緊張、表彰台での初インタビュー、その他にも目標設定する中での失敗や成功、挫折、お客様や同じスタッフからの応援やサポートなどなど、本当にたくさんの事を学んでくれたと思う。

今シーズンで14年目を迎えるラチャバスノーボードスクールは、今年もさらにお客様の、

「出来た!」「やったー!」「うれしい!」「しあわせ!」な瞬間をたくさん共に出来るようにオープンの日まで、1日1日しっかりとイメージを描き続けて行きたいと思う。

次回はどんなテーマで書こうか?お楽しみに!

MAパラダスキースクール校長松澤 幸靖

ウインタースポーツを楽しむために大切なこと

日本は世界有数の豪雪国だそうだ。

温暖化で将来は雪が降らなくなるという話もありますが、実は降らないのではなく、降雪量が少なくなる地域はあるものの、局地的にまとまった降雪(ドカ雪)が多くなるとも言われています。

それはそれで問題かもしれませんが、裏を返せば、世界屈指のウインタースポーツ天国だということも言えます。

今や、ウインタースポーツには数え切れないくらいの楽しみ方があり、その中でも冬のゲレンデを手軽に楽しめるスキーやスノーボードは特に人気の高いスポーツです。

スキーは道具を使って滑ります。そんなスキーで真っ白な雪の上を自由に動けるようになるには、いつも「雪と仲良くすること」が大切です。

仲良くなるために必要なこと。これは何でも共通することかもしれませんが、相手をよく知ること、感じること。この「相手」とは、雪のことです。

雪を感じるために、ゲレンデに来たら雪を触ってみます。

どれくらい冷たいのかな?硬いのかな?柔らかいのかな?どれくらいで解けるのかな?

雪の上にも座ってみたりすることで、雪の冷たさを感じながら、時間とともに変わる雪の状態も観察してみましょう。

まずはあいさつ代わりに、スキー場に来たらこんなことをしてみてください。

そして、スキーウエアーを着て、スキーブーツを履き、準備ができたらゲレンデの中で雪の上を歩いたり、走ったり、身につけた用具で雪とふれあいます。

雪を身近に感じて、スキーをするために、少しずつ雪と仲良くなっていくのです。

ウインタースポーツを楽しむために、次に大切なことは、「転ぶこと」です。

スポーツは少なからず危険を伴います。

どれだけ上手く出来ても、必ずどこかで転びます。転ぶたびに、だんだんと受け身も取れるようになり、なぜ転んでしまったのかを考えられるようになります。

そんな時は「自分」とのやりとりをします。

スピードを出しすぎてしまったのかな?緊張して後ろに乗りすぎてしまったのかな?急に力を入れすぎてしまったかも?

という感覚は自分がどうやったかを考えている時です。

ここまでくれば、あとはメキメキうまくなるだけ!滑っている間はいつも雪とのやりとりに夢中です。

スピードが上がるにつれ、だんだんと風も感じられるようになって、世界がどんどん広がっていきます。

スキーで雪とのやりとり楽しんでみませんか?

スキースクールのインストラクターは、あなたが雪と仲よくなれるよう、お手伝いします。

風を感じながら毎日変わる雪との対話はとにかく楽しいものです。冬を存分に楽しみましょう。

このページをSNSで共有しよう!
B!