昆虫体験学習館

佐久ファーブル会

NPO法人 佐久ファーブル会 設立趣旨

昆虫のすみかを広げるための選択的除草

温暖化という問題を出すまでもなく、地球環境は確実にダメージを受けています。私たちは、自然豊かな信州に暮らしていますが、その豊かな自然環境も、数年前、数十年前と比べると、確実に、ダメージを受けているといわねばなりません。地球環境を考える第一歩は、まさに自らの足元の自然環境を考えることです。

信州の佐久地域の自然環境、里山にたくさんの昆虫や植物や動物が棲息していた数十年前の環境を取り戻すこと、そしてその生態系を理解し、後世に残すこと、またその知識を子供たちに伝えること、私たちにできることはたくさんあります。狭義には、子どもたちの教育であり、地域の社会教育であり、地元の自然環境の保全であり保護を進めていくことです。

その環境で育った子供たちが、大人になり、様々な地域で活躍する時代が訪れれば、広義に地球環境に寄与することになるでしょう。もちろん、私たちが保全・保護する里山の環境が、小さな生態系を育み、地域の生態系再生の一助となり、日本国内、アジア、地球へと波及することも確かなことだと考えます。私たちは、広く一般の市民に呼びかけ、地元の自然を保全・保護する活動、子供たちの教育、社会教育等を通じて、地域社会や地球環境に貢献して参ります。

保護者の皆様へ

昔むかしの子供たちは、どこに行けばカブトムシやチョウチョが捕まえられるのかということを知っていました。たとえば針葉樹の下でカブトムシを探す子供はいませんでした。昔の子供には、「教える」ということをしなくても、自然と親しみ、自然を理解するという経験を重ねていたように思います。
今の子供たちはどうでしょう。大人が悪いとか、里山が破壊されているとか、学校教育のあり方がどうとか・・・、その理由はさておき、子供たちが自然と触れあう、場所も時間も少なくなってきていることは間違いないようです。佐久ファーブル会は、子供たちに、自然と触れ合える機会を作るということだけでなく、一歩踏み込んで、科学的な面白さにも出会ってもらいたいと考えています。
カブトムシが針葉樹の林にいないということを知ることは大切な経験ですが、なぜいないのかを考えるようになれば、それは自然科学の入口に立ったことになります。「なぜ」「どうして」子供たちは、社会の中でも自然の中でもたくさんの疑問を持っていることでしょう。「疑問を持つこと」そして「解決すること」は、まさに科学の探究であり、その経験が、子供たちの未来の可能性を大きく広げるでしょう。もちろん、お子様の参加だけでなく、保護者の皆様も子供たちと一緒に、「なぜ」「どうして」を体験していただきたいと思います。

 

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